採用情報

キャリアの方へ

教え上手、教わり上手がいる会社を目指す。

わたし達は、教え上手、教わり上手がいる会社を目指しています。

一口に中途採用といっても、色々な方がいらっしゃると思います。

わたし達は中途採用の皆様に対しても、新卒と同じように丁寧にご存じないことをお伝えしたいと思います。逆に、わたし達の知らないことを、ドシドシ教えて下さい。

いずれ必要な、後輩を育てる人になるかの選択。

わたし達は中途採用をさせて頂くにあたって、一つ決めていることがあります。

それは、これから、皆さんに必ず訪れる、二つの選択のうち、一方を選択した人財を採用したいということです。

その選択とは、以下の、いずれに「力点」を置くのかということです。

  • 若手を育成することに情熱を燃やす
  • 自らの職人としての能力を究めることを目指す

わたし達は将来独立志望かそうでないかは全く気にしません。しかし、後輩の育成に情熱を燃やすかどうかという点を採用基準として外すワケにはいきません。

採用基準は力点をどこに置くか?

  独立志望 独立しない
若手を育成する
自らを究める × ×

わたしは独立してから最近まで、若手を育成するということが出来ませんでした。極端にいえば勝手に仕事が出来るようになるというくらいに考えていました。しかし、そうはなりませんでした。若手を育成するには、そこに力点をおき、優先準位を最高に上げなければならないことに気が付いたのです。

いま、当にその気付きに従い、2015年4月に新卒採用を始めてから若手の育成を経営の最重要課題として取り組んでいます。

若手の育成にこそチャンスがある

わたしが若手の育成にそこまで力を入れるのは、若手のためだけではありません。若手の育成をすることで、会計業界でチャンスが拡がると考えるからです。

日本には255万社の法人があり、4%の大企業を除くと、245万社の中小零細企業があるということになります。2015年には12万社の新しい会社が生まれています。廃業する会社もありますが、会計業界のマーケットは、もの凄く大きいのです。

全法人の86.4%に顧問税理士がついていることは気にする必要はありません。経理アウトソーシングを本業とする弊社のライバルは経理社員であって、税理士ではありません。税理士とは共存共栄を図っていくビジネスモデルなのです。

こうした巨大なマーケットに対して、小さな会計事務所が大量に存在する状態は、これから拡大しようという我々にとって、チャンスでしかありません。

そのためには、実務経験者であるあなたがご自身のスキルを高めることも重要ですが、それ以上に、若手の育成をすることが大きな力になるはずなのです。

面倒なことの方が儲かる。

ところが、残念なことに、わたし達会計業界で一番面倒なことといえば、若手の育成ではないでしょうか?

わたしも良き先輩に恵まれ、多くのことを学ばせて頂きましたが、それは組織的に実行されているというよりも、その先輩が良い先輩だったということが大きいと思います。逆にいえば、教わる側が、教えるに足る人間かどうかも問われるということでしょう。しかし、経験上、この発想は、「勝手に出来るようになる」という考え方に繋がり、問題解決にはなりません。

また、若手の教育ではなく、「育成」と書くのには意味があります。

座学で研修する、OJTで伝達する、という教育研修も重要ですが、育成するうえで不可欠なのは、先輩社員が若手社員が見ても何をしたのか分かるような正しい記録を残すということが重要だと考えています。

実務経験者であればご理解頂けると思いますが、面倒なことをやればやるほど競合に対して差別化が出来るのがビジネスです。わたし達は、若手の育成こそが、わたし達会計業界の最大の差別化だと考え、実践する覚悟と決意でいるのです。