MIETAって何ができるの?

経営をシンプルに

さきほどキャッシュ・ブラウザの説明のところで、「予定通りに入金されたら預金残高はこうなりますよ」というお話がありました。私はそれって凄いことじゃないかと思うのですが。
ありがとうございます。
我々がMIETAを自信をもってお勧めする理由の一つが、この未来のキャッシュ・フローを予測する機能です。実は、これはかなり珍しい機能なんですよ。
そうなんですか。「中小企業の経営者が考えることの半分は資金繰りのことだ」というのを、以前に本で読んだことがあるのですが、もし本当にそうであるならば全ての会計ソフトに付いていてもおかしくない機能ですよね。意外ですね。
私も同感です。でも、残念ながらほとんどの会計ソフトには付いていないんです。
そうすると、MIETAのキャッシュ・フローを予測する機能は、「資金繰り表」といわれるものと同じと考えてもよろしいですか。
目的は同じですが、その作り方が違います。
通常、資金繰り表というと、会計データから離れて資金の入りと出を見積もって作成します。会計データから離れて作成しますので、直近3ヶ月くらいは比較的正確なのですが、それを過ぎると担当者の経験と勘で作成されているケースが多いと思います。
MIETAの場合は、取引データを基に将来のキャッシュ・フローを計算しますので、入出金の内訳がついた資金繰り表を作成することになります。
だとすると、MIETAで資金繰り表を作るほうが手間がかかるということになるのでしょうか。
今までの資金繰り表で問題ないという場合には、そういうことになるかもしれませんね。
でも、MIETAには、その手間を半減させるための仕掛けもちゃんと考えてありますよ。
その具体的な仕掛けとは何ですか。
取引データのコピー機能です。
コピー機能なんて普通の機能のような気がしますが(笑)。
普通と言えば普通なのですが(笑)。実務上は非常に有効な機能です。
通常のコピーだと、データを一つ一つコピーしますが、MIETAの場合、期間や周期、回数を指定してデータをコピーすることが出来ます。
会社の取引を見ていくと、特定の取引先との継続的な取引や、特定の商品の販売といった傾向が見えてきます。例えば、事務所の家賃なんて、支払先も支払額も支払日も契約が続く限り解っていることですよね。この特質を利用して、将来の時点までコピーしてデータを作ってしまえば良いのです。
コピーしたデータは、他のデータと違うところはありますか。
ありません。
違いがないので、そのデータをそのまま将来の取引データとして利用できます。
つまり、ほとんどのデータは一度入力した過去のデータをコピーすることで作成できます。こうすれば資金繰りに限らず入力の手間が大幅に削減されます。
それは便利ですね。
はい。この機能により、MIETAを使うということは日常的に資金繰り表を作成することになります。
銀行の担当者に言われて慌てて資金繰り表を作成する必要がなくなるので、銀行の評価も上がることが期待できます。
何より、資金繰り表の内訳がわかるので、それにしたがって業務を行っていけば良くなります。そこに入っているとおりに売上を上げ、そこに入っているとおりに支払を行えば、そのとおりの結果になるはずだからです。
なるほど、逆にそのとおりの売上が達成できなければ、その分支払を減らすか調達してこないと資金繰りが悪くなる、というわけですね。
その通りです。
そう考えると、MIETAがあれば余計なことを考える必要がなくなりますから、経営が非常にシンプルになり、目標の達成可能性もあがることが期待できると思います。
未来のキャッシュ・フローを予測する 得意先ごとにデータを追跡