平均年齢31歳に若返りました

公認会計士・税理士の山口真導です。

昨日、入社式を執り行い新たに2名の新卒社員が無事入社しました。

平均年齢を20代に入れる目標を立てて新卒採用を進めてきましたが、昨日現在31歳となり目標達成が迫ってきました。会計事務所業界では新卒採用は珍しい方ですが、なぜ新卒採用をするのかを書きたいと思います。

1.会計人の育成が設立以来の大きなテーマ

レンタル経理の契約でお客様から面白がられるのが、契約書に社員の引き抜きに関する条項があることです。引き抜きをを禁止するのではなく、引き抜きするときのルールを定めています。つまり、引き抜きOKです。

そもそもレンタル経理は、経理部をまるごと貸し出すサービスですので、返却されることも想定しています。レンタル経理を返却する理由の一つが、自社に経理部をもつことです。会社の規模がある程度以上に大きくなってくると、レンタル経理を依頼するより、一人優秀な経理を採用した方が良いというケースはあります。その際に、もし弊社スタッフとお客様との間で相思相愛になるのであれば、引き抜きが出来る様にしてあります。

なぜ、このような契約をするのか?といえば、弊社は経理アウトソーシング(経理代行)の会社として、会計人育成機関であると考えているからです。

実は、会計士や税理士、あるいは日商簿記検定などの試験に合格したとしても、経理の仕事は出来ません。経理実務はこれらの試験とは全然関係ないのです。ですから会計人の育成は、会社の経理部や弊社のような経理アウトソーシング(経理代行)の会社でなければ出来ない仕事なのです。

弊社は現在7名の社員と1名のパートの会社ですが、これまで複数の会計人を輩出してきました。出来れば弊社の成長に貢献し続けて欲しいですが、実際の経理実務においては、最先端のやり方でやっているという自負もありますので、こうしたスキルとノウハウを拡げることも社会貢献だと思っています。

自分自身も経理アウトソーシングの会社で修行させて頂いたうえで独立しています。スタッフにもそうした自由を今後も提供しないといけないと思っています。

2.資格は個人のものであり会社のものではない

お客様としては、公認会計士や税理士などの有資格者の人数が、その会計事務所の能力のバロメータと思う方もいるかもしれません。わたしもスタッフの資格取得については大いに奨励しています。しかし、それは会社のためでなく、スタッフ自身のために取得して欲しいと思っています。というのも、資格は会社のものには絶対にならないからです。

弊社が提供するサービスは有資格者しか出来ないサービスではありません(有資格者しか出来ない仕事をするために、税理士法人と公認会計士事務所を併設しています)。しかし、弊社のサービスの善し悪しが、資格の有無に影響を全く受けないということはありません。知識は合った方が良いとは思います。その点、弊社では、お客様担当制ではなく、会社全体でチームとして仕事をするようにしています。それぞれのスタッフが自分の出来ることでお客様に貢献していくことで、お約束した経理業務を遂行していく体制です。

将来的にチームを複数にするためには、新たな有資格者が必要になると思います。今後、若いスタッフが資格を取得し、出来る事を更に増やしてくれることを期待しています。

3.平凡な人が非凡な結果を出すようにするのが経営

経営者としてわたしが目指しているのは、平凡な人が非凡な結果を出せる会社です。例えば、モスバーガーって、とてもヘルシーでおいしいですが、作っているのは学生か高齢者ですよね。そういう会計事務所って、そうそうないのではないか?と思います。(マクドナルドといわないのがミソですw)

そうした観点で、新卒採用と合わせて力をいれているのが、ノウハウの文字化です。これらはマーケティングの一環であると同時に社員教育であり、サービスの統一化の大事なツールです。

会社の節税メニュー
社長の節税メニュー
資金繰りのメニュー
黒字化メニュー

これらを正しく理解して利用すると、わたしでなくても、わたしと同じサービスが可能です。今後も、これらの情報のブラッシュアップや新しいメニューの作成を続けていきたいと思います。

4.経理の世界は進化しています

われわれがいる経理の世界は、意外と最先端の世界です。AIやらクラウドやら新しいことにキャッチアップしていくことで、正確で効率的な業務運営が可能です。言い換えると「変化することの利益の方が変わらないことによる利益より大きい世界」です。その利益は我々も享受しますが、もっとも得をするのはお客様だと思います。

変われたら・・・ですが。。。

そうした変化の早い業界では若いことは大いに武器になります。頼りなさそうにうつるかもしれませんが、チームのトップは49歳と50歳のオッサンですので安心して下さい。

 

そんな最新の経理に興味がありましたら、是非コチラをご覧下さい。

 

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【ビズ部の近況】
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【紹介コーナー】
今回もお休みします。
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【編集後記】

女性限定採用ではありませんが、
今年は2名とも女性が入社してくれました。

毎日、嫁さんから
ジェンダーに対する意識の低さを
叱られているわたしの会社に、です。

我が母校、駒沢大学の
陸上部の大八木監督が
今年の箱根駅伝で
・順位を上げる=男
・順位を下げる=男じゃ無い
的な発言をしていましたが、
あれが何もいわれないのに、

なぜ、わたしは
毎日怒られているのでしょうか?

 

書いてるうちに解ってきたのですが、

それ以外にも
いろいろ問題がありすぎる

ということですね^_^;

それでは、またお会いしましょう
キャッシュ・イズ・キング!!


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