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【コロナ対策】緊急資金繰り対策まとめ(2020年3月17日現在)
本日(2020年3月17日)より、コロナ対策の無利子・無担保の融資制度の受付が開始されます。これに限らず、様々な金融支援策が出ています。現時点で知りうる情報をまとめると共に、最新の情報が随時更新されるサイトを紹介したいと思います。
1.無利子・無担保の融資制度(全国対象)
今回の金融対策の目玉がコチラの制度です。
国民生活金融公庫の該当ページ(2020年3月17日現在)を貼り付けます。画像をクリックすると該当ページへ遷移します。
申し込み手続等は上記ページの下部にPDFファイルへのリンクがありますので、こちらをご利用下さい。
2.売上高が前年同月比20%以上減少している事業者向け(全国対象)
売上高が前年同月比20%以上減少している事業者は、セーフティーネット保証4号で保証協会の100%保証で融資を受けることが出来ます。100%保証ということは金融機関は貸倒リスクゼロで貸出が出来るということです。既存の取引金融機関にはこの4号ではなく下記の5号の相談をしましょう。4号は100%保証の融資なので新規の金融機関でも取り組んでもらえる可能性が高いからです。
<手続きの流れ>
(1)近くの信用保証協会の事前相談に申し込む
(2)本店等(個人事業主の方は主たる事業所)所在地の市町村(または特別区)の商工担当課等の窓口に認定申請書2通を提出(その事実を証明する書面等があれば添付)し、認定を受ける。認定申請書は自治体のホームページからダウンロード出来ます。(例えば、東京都千代田区の場合)
(3)取引先金融機関または所在地の信用保証協会に認定書を持参のうえ、保証付き融資を申し込む
3.売上高が前年同月比5%以上減少している事業者向け(全国対象)
売上高が前年同月比5%以上減少している事業者は、セーフティーネット保証5号で保証協会の80%保証で融資を受けることが出来ます。
「セーフティネット4号」は、対象業種が決まっています。対象指定業種につきましては、コチラをご覧ください。
令和元年12月20日発表分、令和2年3月11日更新分、令和2年3月13日更新分
<手続きの流れ>
(1)取引金融機関の営業担当に相談する。又は、近くの信用保証協会の事前相談に申し込む
(2)本店等(個人事業主の方は主たる事業所)所在地の市町村(または特別区)の商工担当課等の窓口に認定申請書2通を提出(その事実を証明する書面等があれば添付)し、認定を受ける(例えば、東京都千代田区の場合)
(3)希望の金融機関または所在地の信用保証協会に認定書を持参のうえ、保証付き融資を申し込む
4.地方自治体の緊急支援融資(各地方自治体)
国だけでなく、各地方自治体でも金融支援策を発表している自治体が沢山あります。地元の自治体のホームページを見て頂くか、まとめサイトをご覧下さい。(助成金なう)
東京都の場合は、「新型コロナウィルス感染症対応緊急融資」という制度を開始しています。
5.経産省のコロナウィルス対策のポータルサイト(全国)
今回ご紹介した情報を含めて、国がコロナウィルス対策として実施している支援策をまとめたサイトがあります。随時更新されていますので、最新の情報を知りたい場合は、こちらにアクセスして下さい。
6.個人的なアドバイス
最後に、わたしからのアドバイスです。
早めに動きましょう。
危機管理の要諦は、最も悲観的に準備して、最も楽観的に対応すること。
最悪なのは、楽観的に準備して、悲観的に対応すること
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