社長に楯突く経理社員を更生させる方法について

こんにちは、公認会計士・税理士の山口真導です。

時々いますよね。必要以上に偉そうな経理担当者が。

あなたが経理や管理業務に詳しくないことをいいことに、色々とお説教みたいなことを言ってくるアイツのことです。営業や開発担当者が同じような態度をとったら絶対に許さないあなたが、なぜかアイツには甘いなんてことがあります。

ここは、あなたの会社ですよ。

アイツから会社を取り戻すために、あなたがするべきことをお伝えしましょう。

1.問題経理社員の問題解決のための基礎知識

そんなの解っていると言われると思いますが、ちょっとお付き合い下さい。

まず、会社のおカネは社長のおカネです。経理のアイツのおカネでは絶対にありません。会社の株式を100%保有するあなたは、会社の全ての資産を間接的に保有しています。ですから、会社のおカネをどう使おうが、アイツにどうこう言われる筋合いのものではありません。

反対に、社長のおカネは会社のおカネです。会社の銀行借入に個人保証をしている場合、会社がその借入金を返済出来なくなれば、個人財産でその返済をする必要があります。

おカネに色は付いていないので、アイツの給料も社長が自分の財産を危険にさらして借りたお金で支払っているなんてこともあるでしょう。営業とか他部署の社員がそんなこと知らないのは仕方ないですが、アイツは経理担当ですから、それを百も承知であなたに色々と指図をしてきてるんです。

あなたが許しても、わたしは許さないですよ。アイツのことは!!

あなたの個人保証がある以上、簡単に会社を潰すわけにはいきません。業績が悪くて銀行借入が出来なくなれば、あなたは会社に個人資金を貸し付けて、銀行借入を返済しながらアイツの給料も払う運命です。

もしアイツがその時に「わたしのおカネを使って下さい」とか「もう給料は頂きません」と言ってくるなら別ですが、アイツにそれが期待できますか?

2.社長の経費が多い方が会社の財務にとって望ましい

アイツの問題意識は、正義感でしかありません。オーナー社長が公私混同することは良くないということです。

総論的にはわたしもそう思います。しかし、おカネのことに関しては別です。なぜなら、オーナー社長が法人化した理由の一つが、節税対策だからです。そもそも社長の手取りを増やそうとして作った法人で、クソ真面目に公私混同の線引きをするのなら、個人事業主のままで良かったのです。

そもそも法人というのは営利を追求することを前提として、国がわざわざ法律を作って人格を与えてくれたものです。ですから、社長が売上を増やすために支出する経費は、法人税法上も損金として認められます。したがって、公私が曖昧に見えるものも、オーナー社長が事業に必要な活動として支出したものについては、会社の経費にすることが可能です。この点、個人事業主の課税を規定した所得税法とは大きく違うんです。

そして、このように経費の範囲が大きいことが法人化でオーナー社長が節税出来ることの本質です。世間では法人税率が所得税率より低いとかなんとか言っていますが、あれは間違いです。おそらくアイツはそっちの間違った説を信じてるんだと思います。よくありそうな事例で考えてみましょう。

社長が同じく取締役の奥様と一緒に、情報交換のために社長の友人社長ご夫妻と夕食を食べたとします。4人で8万円かかったとしてください。この8万円を会社の経費として処理する場合、接待交際費という経費が8万円計上されます。

しかし、こうした領収書を回すとアイツ露骨に嫌な顔をします。社長が負担すれば経費はゼロと考えているのでしょう。経費がゼロということは法人の利益は増えますが、「法人税率は所得税率より低いので、オレの努力で節税出来た」なんて、思っているに違いありません。

多くの社長が「仕方がない」「アイツの言う通りだ」と諦めていると思いますが、この考え方は間違いです。なぜなら、多くの社長がアイツより上手だからです。

アイツが経費精算しないなら、来年はその分役員報酬を上げてやろうということになります。なんたって、こっちはオーナー社長ですから、株主総会で決議すれば自分の役員報酬は幾らだって上げられます(アイツはそのことにもムカついている可能性がありますが)。

その際、会食代は所得税を払った後の手取りで払う必要があるので8万円増額するだけでは足りません。仮に税率が所得税と住民税と合わせて50%だとしたら、役員報酬を16万円増額する必要があります。

すると、どうでしょうか?会社負担で処理すれば8万円で済んだ会食代が16万円に増えてしまいました。つまり、会社の利益はアイツのせいで8万円減ってしまうのです。

この減った利益の中身は何か?といえば「所得税と住民税」です。所得税と住民税は会社負担の隠れた経費なのです。アイツが本来なら認められるはずの経費を精算しないことで、法人化するキッカケになった所得税と住民税が増えて、会社の利益が減ったのです。

会社の利益が減って困るのは、オーナー社長ではなく経理担当者のアイツです。あなたが役員報酬を受け取った後の利益が、アイツの賞与の源泉だからです。アイツがこの仕組みを理解して、快く経費精算するのであれば、この差額の8万円のうち1万円くらいは賞与として渡してやっても良いところですが、アイツのせいで利益が減って、不快な思いをさせられているので、アイツの賞与はゼロが当然でしょう。

本当にアイツはおカネのセンスがありません。これでオーナー会社のいっぱしの経理ヅラしてるんですから困ったものです。

3.でも営業事務としては超優秀

とはいえ、アイツを会議室に呼び出して、ここに書いてあることを話してもダメですよ。心のコップが下を向いているので何を言っても無駄です。

その場では、「解りました」って答えるかもしれませんが、最悪の場合、経理の仕事が何もかも投げやりになってしまって、どう頑張っても経費にはならないような領収書まで精算してしまいます。こうなると税務調査で重加算税などの思わぬペナルティを払うリスクが生じます。そのリスクが現実化したときに、アイツが「ざまーみろ」みたいな顔をしたら、余計腹が立つのは見えています。

この問題の解決策は弊社のレンタル経理です。

レンタル経理は、アイツから経理の仕事を奪います。レンタル経理社員は、わたしがしっかりと教育していますので、オーナー会社のおカネの仕組みはちゃんと理解しています。そのうえで、税務的に考えて、どうしたらあなたの手取りが増えるか?というアドバイスも出来ます。そして、どう頑張っても経費にはならないような領収書については、「本気で経費にするおつもりなら経費にしますが?」と優しく確認することもします。

しかも、こんなに希少性のある優秀な人材を活用するのに自社で経理を雇うより安いときています。従業員数に応じて報酬が変動するので、会社規模が大きくなるとそれなりの金額になることがあります。その時、レンタル経理社員並みに優秀な経理を同じ金額で雇えるなら、レンタル経理部は返却してもらって結構です。

でも、アイツから仕事を奪うまでするのは、少しやり過ぎです。人材を活かしてこそ経営だからです。

アイツの不必要なまでの正義感と熱意を活かせる仕事を任せましょう。その仕事は何か?といえば、営業事務です。アイツの正義感と熱意を社長の監視ではなく、営業社員の営業管理に活かすのです。実際、経理の知識がある営業事務はかなり役に立ちます。売上を上げるだけでは無く利益を増やす営業管理が期待出来るからです。これで分けの解らない営業社員の経費精算が減ったら、更に利益が増えてしまいます。

4.わたしは「アイツ」でした。

なぜこんなことが起きるのか?といえば、オーナー会社が全会社数の94%を占めるのに、オーナー会社のおカネの仕組みを理解している経理担当者が少なすぎるからです。そんなにオーナー社長の領収書の内容で腹立つなら、アイツは上場会社の経理にいけばいいんです。

一方、オーナー社長はオーナー社長で、上場会社の経理経験者なんてのを有り難がったりするのが悪いんです。「これからは公私をちゃんと分けるためにお前を雇ったんだ」なんて調子の良いことを、採用したての時に伝えていたりするケースもあるでしょう。こういうカッコ付けは厳に慎まなければなりません。なんのために作った会社なのか?を忘れないようにしてください。

オーナー会社のおカネのことを教えてくれる人はいません。つまり、「アイツ」は1人だけではありません。至る所に「アイツ」はいるんです。

わたしも昔「アイツ」だったから解るんです。アイツの頭の中のことは全部。だから、わたしは開業したてのころは節税対策なんて何もしないで気前良く税金払ってましたよ。実際(T-T)。

なぜ、わたしが変わったかというと、会社の資金繰りが回らなくなって、自分のおカネで会社の経費やら社員の給料を払ったことがあるからです。その時、「これは会計士の勉強でやったこととは全然違うぞ!!」ってカラダと財布でその異常さに気が付いたんです。それで、さきほど紹介した領収書の事例を計算してみて愕然としましたね。

5.宣伝したくなるくらい良いサービス

なんかすいません。最後は宣伝でした。

レンタル経理は、オーナー社長に最適化されています。健全な公私混同でオーナー社長の手取りを最大化します。こんなサービス他では聞いたことがありません。

見返りがある経理代行サービスなんです。だからコスパで判断して下さい。顧問料を払って、更に高い税金を払っている場合じゃないですよ。

というわけで、セミナーやってますので、是非、味見してみて下さい。参加費用1万円にしているのは、その何倍効果があったか計算しやすくするためです。コスパを感じて欲しいと思います。

次回は11月10日です(9日の0時まで申込出来ます)。

セミナー

社長の手取りをトコトン増やす。社長向けセミナーを開催します

もし、節税対策の目的が「税金を減らすこと」ならご満足頂けないかもしれません。でも、節税対策の目的が「会社の財務基盤を強くすること」や「社長の生涯手取り収入を増やすこと」だとしたら、満足頂けるセミナーを開催します。

  • 社長の生涯手取り収入を増やしたら、会社の財務基盤が弱くなるのでは?
  • そんな方法があるなら聞いてみたい。
  • 顧問税理士から、そんな提案されていないぞ!

そう思った方は必ず参加して下さい。

法人税の税率がどんどん下がり、所得税など個人課税が厳しい時代に
変わっています。節税セミナーも進化するのです。

セミナーの詳細や日程については下記よりご確認頂けます。

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【セミナー・講演会・イベント情報】
https://accountax.co.jp/solution/tax-avoidance-seminar/
 
11月10日(水)12日(金)13日(土)
12月1日(水)3日(金)4日(土)
 
◆時間
16時開始18時終了
 
◆参加費用
10,000円
 
◆セミナー会場 
Zoom(オンライン開催)
 
https://accountax.co.jp/solution/tax-avoidance-seminar/
 
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【個別のご相談も受けています】
1時間3万円(税抜)
来社での相談対応を原則としますが、
遠方の方はビデオでご相談を受けることも可能です。
(カメラとマイクのついているノートパソコンが必要です)  
このメルマガの返信でご用命下さい。
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【ビズ部の近況】
こんな記事を書いて欲しい ということがありましたら、
 info@accountax.co.jpまで ご連絡下さい。
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【紹介コーナー】
今回はお休みします
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【編集後記】
 
ついにワンラウンドで
パーを3つ取れるくらいの
ゴルフの腕前になってきました。
 
でも、トータルスコアは110でした(T-T)
 
本当に、
難しいスポーツです。
 
今月は2回ラウンドする予定です。
 
100切りしたら
ここで報告しますね。
 
 
それでは、またお会いしましょう
キャッシュ・イズ・キング!!

 

 

 

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