個人事業主ではなくオーナー社長になったその目的は何だったか?

 
本末転倒という言葉がありますが、贈与シリーズでお伝えした話は、本末でいえば、完全に「末」の話です。知っていれば、今の法律なら得をすることになりますが、明日、どう変わるかも解らないような話です。これからお伝えしていこうと思うのは、「本」の部分。一番重要なコアの話をしていきます。
 
戦術(=末)の過ちは戦略(=本)でカバー出来ますが、戦略の間違いは戦術ではカバー出来ません。至極当たり前の話からスタートしますが、是非、お付き合い下さい。最終的に皆さんの手取りに大きく影響する話になります。
 

オーナー社長とは

オーナー社長とは、会社の株式を全部又は50%以上を取得している代表取締役のことです。
株式の持ち株比率でいうと、100%は完全オーナーで、67%以上持っていると何でも自分で決められるので実質オーナー、そして50%以上もっていると拒否権を発動されるかもしれないけど、まともなやり方なら自分で決められるので事実上のオーナーと考えています。
 
オーナー社長はオーナー兼経営者ですので、オーナーとしての顔と経営者としての顔の両面をもつ存在です。しかし、普段、オーナーとしての顔を見せることは少なくて、99.9%の場面で経営者として振る舞っています。そういう意味で「オーナー不在」の会社の経営者ということも出来ます。その点を詳しく語るのは、また追々するとして、、、、、
 
オーナー社長の前に「日本の」という言葉を付けて、「日本のオーナー社長」とすると、もう一つ大きな特徴があります。それは、会社の借入金の保証人になっているということです。オーナー社長の定義で「代表」取締役に限定したのは、これが理由です。会社が借金の返済が出来ない場合には、社長個人の財産から借入金を返す必要があります。つまり、オーナー社長は1人の経営者というような替えのきく存在ではなく、会社と一体不可分の唯一無二の存在でもあります。
 
そういう意味では、オーナー社長は会社そのものであって、個人事業主となんら変わりが無いといっても過言ではありません。にも関わらず、なぜ、会社を作ったのか?!
 
わたしは答えを知っていますが、今は、あえて書きません。この本質シリーズの大事なポイントですので、いま5分で良いので、なぜ会社を作ったのか?その理由を出来たら紙に書き出すなどして欲しいと思います。
 

雇われ社長とは

オーナー社長以外の社長のことを雇われ社長といいます。

オーナー社長と雇われ社長で上下の別はないと考えて下さい。雇われ社長は、カッコ良くいえばプロ経営者です。ですが、プロ経営者と呼んでしまうと、逆にわたしの愛するオーナー社長がアマ経営者というイメージになってしまいます。また、日本の場合、プロ経営者というより「サラリーマンの中で一番偉い人」のケースが圧倒的に多いので、雇われ社長という風に呼ばせて頂くのが適当かと思っています。

例えば、有名な孫正義さんも雇われ社長です。ソフトバンクグループの株式を沢山保有しているはずですが、保有比率は1%にも満たないようです(主要株主に出て来なくて10位の比率が1.16%でした)。つまり、孫さんも上場するまではオーナー社長でしたが、上場して尊敬される「雇われ社長」になったのです。

雇われ社長は、借入金の保証人になる必要もありません。業績が悪くても社長の椅子を失うだけで、借金まで背負わされることはないのです。そういう意味では、雇われ社長でいることの方が遙かに気楽といえるでしょう。

オーナー社長は大変な仕事です。

オーナー社長は、本当に大変なお仕事をされています。失敗した時のリスクがもの凄く高い仕事です。
 
ハイリスクな仕事には、高いリーターンがなければ担う意味がありません。つまり、オーナー社長が豊かになるということは、高いリスクを払った当然の見返りです。一方で、リスクが高いことを見越して、そこで得た資金を浪費にまわすのではなく、将来に向けて運用・保全することも重要です。
 
お忙しいと思いますが、なぜ、個人事業主ではなく会社を作って社長になったのか?を、ぜひ、余すことなく書き出して下さい。そして、定款や経営理念に書かなかった、その目的がいくつ実現出来ているかを確認して下さい。未実現の目的の実現に向けてご自身が動いているか自問自答してみてください。そこが未来への新しいスタート地点になります。
 
 
このセミナーが会社を作った目的の達成の一助になれば幸いです。
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