税理士の仕事は「勉強の代行業」です

公認会計士・税理士の山口真導です。

未だに確定申告と格闘しています。社長の手取りをトコトン増やそうとすると、年々確定申告の依頼が増えます。しかも、結構手間のかかるのが。
確定申告書を作ることは税理士法によって税理士のみに認められた仕事です。ですが自分の仕事の本質だとは思っていません。別に私以外の税理士に作ってもらっても良いのです。どうせ同じ結果になるからです。(法人の場合は別です。決算の組み方で申告書の内容も変わります。詳しくはコチラ

問題は、申告書以前のところにあります。申告書の作成作業の前に、税額は決まっているからです。ところが、そこがノータッチだから、社長の税金は思った通りにならない、ということが起こるのです。

1.税理士は「勉強代行業」である

この記事を書こうと思ったキッカケが下記のツイートです

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凄く良いですよね。芯を喰っている感じがします。

節税に関していうと、勉強がほぼ社長のやることになってしまっています。全税理士が社長から顧問料を頂く以上、社長に代わって沢山勉強して伝えて行く必要があると、わたしは思います。

2.税理士は節税情報をみんな知っている

でも、実は、わたしがセミナーやホームページで公開している情報なんて、だいたいの税理士が知ってる内容なんです。現実に、私のメルマガの読者の半分近くが税理士です。それに、セミナーが終わった後に顧問税理士に情報をシェアして下さいとお伝えしているのですが、シェアした時の顧問税理士の反応を聞くと、9割9分「その節税対策なら知っています」と言われるそうです。

でも、なぜ、その知識を自分のお客様に公開してないのか?あくまで推測ですが、わたしは次のように考えます。

3.税理士は常識に囚われている

もっとも根っこにあるのは、「利益の大きい会社が良い会社」「自己資本比率が高い会社が良い会社」という財務の常識です。節税をするということは、この原理原則に反する行為です。「利益の大きい会社が良い会社」「自己資本比率が高い会社が良い会社」と言いながら、節税提案すると論理矛盾になります。

わたしも2008年以前は、この原理原則に基づき、お客様に説明をする節税対策否定派の税理士でした。しかしその後、5千万円の債務保証をして、自分の預金残高が3万5千円を切った経験で、納税するより節税して自分の管理下に資金を置いておく方が良いという結論に至り、宗旨替えをしました。

この論理矛盾よりも、おカネ、資金繰りを守る方が大事と心底思ったのです。

ほどなくして、この原理原則自体が、債務保証のない世界で作られたものであることに気が付き、論理的にも、節税していくことが必要な会社の方が多いという結論に至りました。

わたしにとっての常識は、一般的には非常識です。しかし、メルマガ読者の税理士さん達が登録解除せずに付き合って下さっているのは、少しずつ浸透してきているのかもしれないと、期待しています。(冷笑されてる可能性も否定できませんがw)

4.節税したければ税理士を前向きに赦しましょう

節税の知識を充分にもつ税理士は、常識に囚われた結果、「この節税情報は社長に教えてはいけない」と考えるようになります。社長のために教えないという選択をするのです。税理士それぞれが信念をもって仕事をすれば良いので、その選択自体は尊重したいと思います。

この点、わたしは社長を信じるという選択をします。あらゆる節税情報を社長に伝えたとしても、最終的に社長は正しい判断をすると考えます。こう考えると、節税情報を知らさないことは、そうした判断の機会を奪うことになります。わたしは、「わたしと付き合ったせいで損をした」とは思われたくありません。わたしと付き合って良かったと思われたいのです。
逆説的にいえば、「お前からいい加減な節税情報を聞いたので損をした」というようなことを言う他責な社長とは付き合いたくはありません。わたしが信じられる社長とだけ付き合いたいと思っています。

つまり、わたしの考え方からすると、いまあなたが顧問税理士から節税情報を教えてもらえていないということは、税理士から信頼されていないということです。あなたが顧問税理士を自分の節税のパートナーにしたいと思うなら、その税理士をまずは前向きに赦して下さい。「どうせこいつは申告書作成の代行屋だから」という後ろ向きな赦しでは、決してうまくいきません。「最終的には自分が判断の責任を負うので節税に強力して欲しい」と言われて、それでも節税情報を伝えないとしたら、本当に節税のことを知らないか、心の底まであなたを信用していないということだと思います

5.顧問税理士を変えずに節税は出来ます

わたしは社長に代わって節税の勉強、情報収集、日々実践を重ねています。そして顧問税理士という地位には全く拘っていません。単発の節税提案、毎年更新のセカンドオピニオンで節税をしていくやり方でも喜んで対応いたします。

毎年の申告が滞りなく出来ているということは、顧問税理士が申告書の作成代行をしっかり出来ているということです。高額の納税という問題だけが未解決だと思います。

この問題を解決出来るかどうかは、2時間の時間と1万円のおカネで確認することが出来ます。税理士やFPなど同業の専門家の方の参加はご遠慮頂いていますので、横から営業されるということはありません。わたしも信じられる社長を探しているので、仕事になるかどうかは二の次でやってます。売り込みは一切ありません。

毎月3回開催していますので都合のつく時に気楽に参加頂けたらと思います。次回開催は4月7日(水)16時からです。

セミナー

社長の手取りをトコトン増やす。社長向けセミナーを開催します

もし、節税対策の目的が「税金を減らすこと」ならご満足頂けないかもしれません。でも、節税対策の目的が「会社の財務基盤を強くすること」や「社長の生涯手取り収入を増やすこと」だとしたら、満足頂けるセミナーを開催します。

  • 社長の生涯手取り収入を増やしたら、会社の財務基盤が弱くなるのでは?
  • そんな方法があるなら聞いてみたい。
  • 顧問税理士から、そんな提案されていないぞ!

そう思った方は必ず参加して下さい。

法人税の税率がどんどん下がり、所得税など個人課税が厳しい時代に
変わっています。節税セミナーも進化するのです。

セミナーの詳細や日程については下記よりご確認頂けます。

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【セミナー・講演会・イベント情報】
https://accountax.co.jp/solution/tax-avoidance-seminar/

4月7日(水)、16日(金)、17日(土)
5月12日(水)、14日(金)、22日(土)

◆時間
16時開始18時終了

◆参加費用
10,000円

◆セミナー会場 
Zoom(オンライン開催)

社長の手取りをトコトン増やすセミナー 毎月3回開催中

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【個別のご相談も受けています】
1時間3万円(税抜)
来社での相談対応を原則としますが、
遠方の方はビデオでご相談を受けることも可能です。
(カメラとマイクのついているノートパソコンが必要です)
このメルマガの返信でご用命下さい。
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【ビズ部の近況】
こんな記事を書いて欲しい ということがありましたら、
info@accountax.co.jpまで ご連絡下さい。
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【紹介コーナー】
今回もお休みします。
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【編集後記】

昨日、長男が小学校を卒業しました。

我が家では中学に入ると
スマホを買ってあげることに
しています。

わたしより新しい
iphone12を手に入れた息子

ほどなく
ガラスを割りました。。。

でも、
安心して下さい。
保険にはいってますから。

この保険ですが、
ドコモショップで勧められた時
一回断ったんです。

ですが、
お兄さんが、
1ヶ月だけやって欲しい

すぐに割ってしまう
お子さんが多いんです。

と言われて、
まぁ、良いか、
と思って加入しました。

その時は
売り込みを受けて
あまり良い気持ちでは
ありませんでしたが、

いまは素直に言います

お兄さんありがとう。

 

冒頭記載のとおり、
キャリアメールで
安いプランに変更される方は
その前にメアドの変更をお願いします。

 

それでは、またお会いしましょう
キャッシュ・イズ・キング!!


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